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分析化学・計測化学研究室OB会

 

分析化学研究室 2015年度OB会

  今年も分析化学研究室は、千葉大学西千葉キャンパスにてOB会を開催しました。今年で3回目となる卒業生からのメッセージトークは、3名全員女性の方々にお願いしたOGトークとしました。  例年通り第1部は、工学部1号棟3階の視聴覚室を会場とし、総会を開催いたしました。司会は、昨年に引き続きS63修了の鈴木信弘さんが議事進行を行いました。最初に望月正会長の挨拶があり、分析化学研究室を長年指導いただいた小熊先生が日本分析化学会の名誉会員になられたことの報告がありました。引き続き会計のH17博士修了の中島淳一さんより会計報告がなされ、全会一致で承認されました。また、中島さんは今年を最後に、H18博士修了の櫻井裕樹さんに引き継ぐことも報告されました。
 今年のメッセージトークは、3名全員を女性の方にお願いしました。藤浪眞紀先生のご挨拶に引き続き、最初の講演は、H16博士修了の鈴木(旧姓 向井)憲子さんが登場しました。鈴木さんは、大学で教鞭をとられている経験から、最近の学生の実験と、ご自分の学生時代とを比較され、考える能力を身につけること、コミュニケーション能力の大切さをお話しいただきました。また、当時の研究室は学生の人数も少なかったので、その頃の思い出話もお話しいただきました。ちなみにご主人は、司会の鈴木さんでした。
 2番目のS62卒の水野(旧姓 松本)典子さんも大学にお勤めになっておりますが、主婦の苦労話から、海外生活のお話や子育ての経験談など、様々なお話をいただきました。水野さん曰く、「分析は身をたすく」だそうです。また、やはり学生実験の話で、如何に学生実験での安全確保や環境への配慮を見につけさせるかのお話をされました。水野さんのミニ実験の画像は、ユーチューブで見ることができるそうです。また、ちょうど「ぶんせき」10月号に水野さんの記事が掲載されており、藤浪先生からご紹介と同時に記事のコピーを配っていただきました。  3番目のH20卒の真鍋(旧姓 松永)真理子さんは、会社経験から得られたことを中心にお話しいただきました。大学生活を振り返ってみると、大学生活では、「プレゼン力」、「研究の進め方」が身に付いたとお話にされました。また、「大学の研究は、社会に出てからのPDCAの練習の場である」という言葉は、年配のOBもうなずいていました。さらに「計測技術は開発の鍵」と言い切っていた姿は、水野さん同様、学生時代の経験が社会生活にしっかり生かされているという印象を受けました。
 第2部は、工学系総合研究棟2階の第1会議室に場所を移して懇親会が催されました。司会はこれも昨年同様S61卒の岩本正俊さんに引き継がれ、S45卒の上村恵洋さんの乾杯の発声により会が始まりました。藤浪先生から研究室のご紹介をしていただき、また、久しぶりに出席されたH53修了の松末啓雄さんのお話などで会は盛り上がりました。  今年も会場設営及び運営にお力添えをいただきました藤浪先生、野本知理先生を初めとする研究室の皆様に、この場を借りてお礼申し上げます。

分析2015

分析化学研究室 2014年度OB会

   分析化学研究室は、今年創設50周年を迎え、昨年同様千葉大学西千葉キャンパスにてOB会を開催しました。昨年から現役学生さんとの交流を目的に、第一部で総会及びOBからのメッセージトーク、第二部で懇親会を行っています。  総会は、工学部1号棟3階の視聴覚室を会場とし、S63修了の鈴木信弘さんが開会の挨拶、議事進行を荷なって行われました。最初に望月正会長の挨拶があり、50周年であること、この記念としてDVDを作成し、出席者に配布することの報告がありました。引き続き前会計のH5修了の佐藤克昭さんより会計報告がなされ、全会一致で承認されました。  昨年好評であったOBからのメッセージを伝えるメッセージトークは、今年も3名の方にお願いしました。藤浪眞紀先生のご挨拶に引き続き、最初の講演は、S48卒の鈴木信さんにつとめて頂きました。鈴木さんには、学生運動盛んだった頃の入試の話から、学生時代のお話、会社生活のお話をしていただきました。お昼の黒田先生コーナーなど、記念DVDにも登場する光景をお話しいただき、楽しかった学生生活が浮かびました。また、会社に入ってからは、精油所長さんをされた経験から、全体を見ることの大事さ(木を見て森を見ないのはダメ)などのお話をいただき、勉強することの大切さを伝えていただきました。  2番目となるH2修了の三浦(旧姓石丸)恵美さんは、研究室内のみならず、分析関係者にも有名な方ですが、現在のデジタル時代において、アナログデータの大切さを語っていただきました。三浦さんは、「科捜研の女」実写版でしたが、現在は専業主婦を努めており、いろいろな角度から学生生活を見られてのお話でした。  ラストバッターのH22修了の木村孝宏さんは、ご自分で作られたソフトを使用しての講演でした。転職のご経験の話や、「何がしたいか」「友達を作ることの大切さ」など、学生さんに近い世代のお話であり、共感を得ていたようです。  引き続き、場所を工学系総合研究棟2階の第1会議室に移して懇親会が催されました。司会はS61卒の岩本正俊さんに引き継がれ、S49卒の府中裕一さんの乾杯の発声により会が始まりました。小熊幸一先生、渋川雅美先生からご挨拶をいただくとともに、50周年記念DVDのお披露目があり、懐かしい写真とともに、昔話に花が咲きました。また、藤浪先生からポルトガルでの学会のご様子と、豊田太郎先生作成の研究室紹介の動画が紹介され、研究室の今昔を語る良い機会となりました。  最後に、S60卒の山崎明さんが中締めを行い、二次会会場へと向かいました。今年も40名近いOBの方々及び20名近い学生さんの参加により、盛況のうちに会を終了いたしました。今年も会場設営及び運営にお力添えをいただきました藤浪先生、野本知理先生を初めとする研究室の皆様に、この場を借りてお礼申し上げます。

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2013年10月19日 分析化学研究室OB会 第15回総会・講演会及び懇親会

 今年も分析化学研究室のOB会が、10/19千葉大学学内にて開催されました。今回は、西千葉キャンパスでの開催で、工学部1号館3階視聴覚教室にて総会・講演会が行なわれました。最初に岩本副会長の開会の挨拶、続いてOB会を代表して S48卒の近藤さんより挨拶をいただきました。今年からの新規役員として、S63卒の鈴木さんの紹介及びご承認を頂き、会計の中島さんより2012年度の会計報告があり、全会一致で承認されました。  今年より、OB会が、現役の学生さんにとっても意義のある物にしたいとの意図から、OBからのメッセージを伝える場を設けました。記念すべき最初の講演は、S49卒の府中さん、H4卒の和田さん、H23卒の降矢さんにつとめて頂きました。  トップバッターの府中さんは、これまで手がけてきた「水」に関する話から、会社人としてのスキルだけではなく「生きることはマネジメント」という、これから就職活動をしていく学生さんにとっても、仕事だけでなく人生を考えさせる話を頂きました。  2番目となる和田さんは、ちょうど就職担当の年代であることから、現在の分析関連のお話だけではなく、会社側が学生をどのように見ているかなどを判りやすくお話し頂きました。  ラストバッターの降矢さんは、藤浪先生からのご指名でもあり、学生さんにとって最も近い年代だったので、有意義な講演だったと思われます。学生時代と社会人との考え方や、今自分が心がけていることなど、判りやすくお話し頂き、多くの共感を頂いたようです。  各々20分程度のご講演でしたが、スライドを準備頂いたり、話す側もある意味良い緊張感を持って望んで頂いたようです。聞いている側も、いつものOB会では聞けない話などもあり、その後の懇親会のネタになっていました。今会の反省点を考慮し、来年度のスタイルに関しては、幹事会での検討事項となります。  引き続き、場所を工学系総合研究棟2階第1会議室に移して懇親会が催されました。司会はS60卒の鈴木憲子さんに引き継がれ、S55卒の関さんの乾杯の発声により会が始まりました。先生方からは、小熊先生、恩田先生、豊田先生にお言葉をいただきました。小熊先生からは、来年が創立50周年にあたり、記念の行事を行なう予定である旨のお話があり、OBそれぞれが、卒業後の年月の早さに驚いていたのと、学生さんたちが歴史ある研究室の一員であることを自覚していました。恩田先生の「イタリヤ世界遺産めぐり」のスライドでは、うらやましさの歓声が起きており、自分の旅行計画に組み込もうと、画策する方もいたような気がします。また、OBからはS63卒の鈴木さん、S62卒の水野さん、H23卒の志賀さんのお話を聞かせていただきました。廊下で話す人々ができるくらい、学生さんもたくさん参加され、OBの方々と談笑する姿が見受けられました。また、欠席者の近況報告が、H9卒の海老原さんよりいただきましたが、スペインの巡礼の旅の途中にある方もいらっしゃるなど、研究室の皆さんの行動範囲の広さを改めて知る機会となりました。中締めをH1卒の林部さんに締めていただき、一次会は終了となりましたが、OBの方々は、久々の千葉の空気に触れるため、西千葉駅付近の二次会へ繰り出していました。 記:鈴木信弘(S63修卒)

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2012年10月13日第14回総会及び懇親会

 2012年10月13日(土)、東京プリンスホテルにて千葉大学分析化学研究室OB会 第14回総会及び懇親会を開催しました。今回の出席者は総勢23名。当初はおっかなびっくりで参加していたOB会ですが、回数を重ねる度に、面識がある方々が増え、自然と会話が弾むようになりました。共通の思いは、自身の近況報告と皆様の情報収集ですので、話題には事欠きません。
司会の和田さん(H4,修)による開会宣言の後、望月会長(S57,修)からは、「“若手から大先輩までいるOB会は珍しい”と良い評判を頂いています。しかし、コミュニケーションの点で、まだまだ変革が出来ていないと感じています。年齢層や業種を超えて会話が出来るのは素晴らしいことなので、今後も継続していきたい。」とのお話がありました。
 続いて中島さん(H17,博)より2011年度の会計報告がなされ、昨年度はOB会の永久会費の納入はなかったこと、大学からの同窓会奨励金の収入があったこと、昨年度OB会の収益報告では現役学生の懇親会費として繰越金を使用したことの報告と、2010年度より取り組んでいる通信費削減への協力要請とがありました。なお2011年度の会計報告は拍手をもって承認されました。
「OB会へのクレームは総会までとし、これ以降一切受け付けません」と司会の和田さん。
どっと盛り上がる会場に対し、小熊先生から早速クレームが!しかし、和田さんはこれを一蹴!!!
改めて、小熊先生からご挨拶をいただき、学会で上海に4泊5日行かれたとの報告がありました。ウーさんに案内してもらい、隔年で実施されている分析展を見学されたとのこと。日中間の緊張からか日本企業の出店は少なかったそうです。次に、千葉大学の近況として、図書館周辺だけでなく駅前を含めて西千葉が変わったと、ご自身で撮影した画像入りのデジタルフォトフレームで披露していただきました。
 また、工学部同窓会に協力するため、分析化学研究室OB会名簿を提供したい、との提案が小熊先生からありました。セキュリティ対応として冊子は作らず、データで管理する、と運用を説明いただいた後に、拍手をもって承認されました。
 続いて、渋川先生に一言をお願いしたところ、「いやいや二つ喋りたいことがある」ということからお話が始まりました。「今年の4月から埼玉大学で学科長になりました。仕事が楽になるつもりだったがそうでもない。6月に文部科学省による国立大学改革のロードマップが出来た。各大学の位置付けとして、研究大学か、教育大学か決められてしまう。役割をはっきりさせるのは本当によいのかと疑問はあるが、埼玉大学が研究大学になるように努めているところです。」2つ目の話。「先日、ポーランドに行った際,帰りにワルシャワからフィンランド経由となりました。たまたま飛行機の隣の席が中国人で、杉原 千畝 (すぎはら ちうね)(リトアニア大使)の記事を読んでいました。“この人を知っているか?”と聞かれ、“こういう人もいるよね”という話で盛り上がりました。数十年経っていますが、ヨーロッパでも語り継がれている、そういう事が大事だと思う。1時間でしたが、いい時間を過ごせました。」
 藤浪先生からは、千葉大学の近況報告をいただきました。「工学部では、10月に女性の助教を採用することができました。所属は斎藤恭一先生の研究室です。学生の就職は厳しいという印象。話題は変わりまして、今年は、国際学会でイギリスへ1名、スペインへ3名の学生さんを参加させました。海外に行けば若い人もちゃんとやる。改めて、若い人達をOB会に参加させたいと感じているので、その方向で私ももっと努力します。教員も30~40代の若手が頑張っています。」
次に挨拶されたのは恩田先生。「非常勤でBコースの学生実験を担当した時に皆さんにお手伝いしていただいたことに感謝しています。お陰で学生さんにゆっくり実験をさせてあげられました。ところで,オーロラの写真を前回紹介しましたが、写真は本物じゃない。センサー感度をどうにでも出来る。カメラによっては赤くなり、時には赤すぎる色に騙される。実際に人の目で見るのは凄いと感じている。」次に,先日、フランスに行った時の話。「ランスという都市がある。(Reims:フランス北部のマルヌ県の郡および市。Lens:フランス北部のパ=ド=カレー県の都市。)ワインが採れるランス(Reims)に行きたかったのに目的地とは違った方向の電車に乗ってしまった。通行人に聞いてみたら、“ランスは観光するところではない”とのこと。ランス(Reims)に戻る時間はないので、現地で観光スポットを聞いてみたら“ルーブルならある”と言われ、行ってみた。そこにはルーブル美術館の別館があった。ここにはルーブル美術館に入りきらない作品が展示されていて,思わぬ貴重な時間を過ごせた。元気なうちに退職して世界旅行することをお勧めします。」
 若手代表として、いきなり話を振られた建部さん(H18 修)は,話が苦手と言いながらもしっかり話をしてくれました。「福島原発の事故により、一般の方が放射線測定器を持つようになったせいで、セシウム以外の放射性物質を見つけてくる人がいます。仕事では、その対応もしています。また、授業のカリキュラムに組み込まれてお困りの中学校の先生に放射線の教育をしており、教育方法の提案もしています。」
 ここで,海老原さん(H20,博)から欠席者の手紙の紹介がありました。
続いて、久々に参加された木村さん(S58,修)が挨拶。「現在、青森県庁に勤務しており、放射能にかかわる問題については中立的な立場で科学的に説明することを心がけている。福島原発事故の影響で、放射線に対して一般の方々が勉強し良い方向に行くと思ったが、マスメディアでは議論が変な方向に行っていると感じている。ちゃんと研究してきた方のコメントが理解されず、“TVでよくそんなことが言える”というコメントが重宝される。最近、千葉大卒の青森県職員が増えた。口利きで有利になることはないが、この研究室から、ぜひ来て欲しい。」
 中締めは府中さん(S47,学)にお願いした。「是非とも、分析研究室から青森県庁に入れたい。なぜかというと、うまい日本酒が飲めるから!先ほどお話した木村さんはOB会に欠席の時に送ってくれる日本酒が非常に美味しく、OB会の楽しみの一つである。その楽しみを是非増やしてほしい。」と会場を盛り上げ、一方で次のような真面目な話も。「大学の先生のような『最終講義』は民間人にはあまりない。OB会を,40~50代の先輩達が、うちの業界はこうだと学生さんを含めた若い人に教える機会としたら面白いのではないか。色々な業界の先輩方が講演し、それについて質疑応答して、様々な情報を得ることが若い人には必要。 OB会の活性化にも繋がると思う」との提案をいただきました。
 最後に千葉大学分析化学研究室とOB会の発展、及び翌年の再会を祈念して、近藤さん(S48,修)による一本締めで名残惜しいなか閉会となりました。
次回のOB会が参加人数・内容共により充実するように、OB会役員一同、知恵を出そうと思います。

(記:芳住 啓 H18 修)

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2011.10.15 第13回総会および懇親会

2011年10月15日(土)、千葉大学コルザにて千葉大学分析化学研究室OB会 第13回総会及び懇親会が行われた。今回の出席者は総勢31名(うち学生8名)であった。OB会総会で木村氏、増田氏(H21 修卒)の司会により開会が宣言され、望月会長から今年に会報を発行したが若手の欄を充実したので、もう一度読み返してみてほしいこと、今回学生が大勢参加して頂けたこと、OB会は定年した方から学生まで交流を持てる会であることについて語られた。続いて中島氏(H17 博卒)より2010年度の会計報告がなされ、昨年度はOB会の永久会費の納入はなかったこと、大学からの同窓会奨励金の収入があったこと、昨年度OB会の収益報告では設備使用の関係でやや超過であったため繰越金を使用したこと、2010年度より通信費削減に取り組んでおり協力の要請があった。なお2010年度の会計報告は拍手をもって承認された。
 引き続き、同会場にて木村氏、増田氏の司会による懇親会が行われた。小熊先生のご挨拶では、日本人間学会に参加されたこと、ジョブズ氏の印象的な言葉「Stay hungry, stay foolish」を紹介された。続いて、乾杯の御発声を渋川先生により行われ、本OB会はよく組織されており、OBの会社見学も実施しているとのご報告がなされた。藤浪先生からは震災の影響は千葉大全体では大きくなかったこと、今年の就職は少々厳しく、各研究室に1名は就職が決まっていない学生がいることをご報告された。また今回のOB会は学生が多く参加されたこともあり、学生からの担当の研究について、就職活動の状況等の一言紹介がなされ、新鮮な感じであった。その後、OBを代表して府中氏、嶽本氏の挨拶があり、恩田先生からはカナダにてオーロラをご覧になった旅行について、ビデオ放映をしながらご説明された。
 最後に千葉大学分析化学研究室とOB会の発展、及び翌年の再会を祈念して、近藤氏による一本締めで名残惜しいなか閉会となった。             

(記:富岡賢一 H14 修 卒)

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2010.10.9 第12回総会および懇親会

 2010年10月9日(土)、五反田ゆうぽうと 6階 菖蒲の間にて千葉大学分析化学研究室OB会 第12回総会及び懇親会が行われた。OB会総会では和田氏(H4 修卒)の司会により開会が宣言され、望月会長からこの会は12年前に発足し、現在会員は280名程度であること、若い方に是非参加してほしい、会報を定期的に発行する計画であり正月前後に発行をを目指すことを語られた。また、藤浪先生のご提案で若手に幹事を探偵してもらうことになり、H18年修士卒 芳住氏・H19年修士卒 宮崎氏(当日欠席)が紹介され拍手をもって承認された。続いて佐藤氏より2009年度の会計報告がなされ、現在H17 博士卒中島氏と2名体制で実施しているとの報告があった。2009年度は豊田先生が永久会費を納入し、永久会員は68名となった。今年度も通信費を要し、前年と比較して約 33,000円の欠損となった。2009年度の会計報告は拍手をもって承認された。最後に、今年度は例外的に 10月第三土曜日に開催された。
 引き続き、同会場にて芳住氏の司会による懇親会が行われた。藤浪先生より研究室の近況をご報告頂き、野本先生が神戸大より移られたこと、豊田先生が東大へ移動されたことが報告された。研究場所は様々な場所で実施していること、高校への出張授業も実施していること等をご報告頂いた。続いて、豊田先生からは東大に移動されてから研究室を立ち上げるまでの経緯、ご研究の今後の方針等が語られた。渋川先生からは現在の学生の学力レベルについて熱く語られ、また民間企業には大学の教育にもっと関与してほしいこと、研究費を投入して欲しいこと等が語られた。また、黒田先生の思い出として昼休みの件会報に執筆してもらいたい要望があり、前向きに検討して頂くこととなった。最後に千葉大学分析化学研究室とOB会の発展と皆の健康を祝し、近藤氏による一本締めで名残惜しいなか閉会となった。

(記:富岡賢一 H14 修 卒)

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2008.10.25 第10回総会および懇親会

 2008年10月25日(土)静岡県のラフォーレ修善寺の一室にて千葉大学分析化学研究室OB会第10回総会および懇親会が行われた。今回は小熊先生を含む11人の参加があった。総会は鈴木信弘氏の司会で進められ,最初に関会長より昨年度活動報告と今後の活動方針が述べられた。今後の課題としては現在の幹事が就任してから既に数年が経つため次期幹事候補推薦を準備することが提案された。また,次回OB会は10月17日に行われることが通知された。続いて佐藤氏より昨年度の会計報告がなされた。収入の部では永久会員の入会がなかったこと,及び今年度は千葉大学工学部同窓会菘の会から同窓会奨励金を受けられないことが報告された。これは奨励金受給の期日までに提出すべきであった資料が何らかの手違いにより担当者に届かなかったことによる。支出の部では第9回OB会・懇親会費及び小熊先生ご退官のお祝い及び通信費等が報告された。活動報告及び会計報告は参加者全員の拍手を持って承認された。
 引き続き会場を同宿泊施設内の日本料理「四方山」に移し懇親会が行われた。司会は総会に続いて鈴木信弘氏が務めた。まず,はじめに小熊先生よりご挨拶があり,かつて留学されたカナダへご旅行されたことや近況としてスポーツクラブに通われていることや毎週教育学部で講義されていることがご報告された。その後小野氏の発声で乾杯し,海の幸の膳を堪能しながら,しばし歓談となった。ここでは青森県から参加された木村氏の学位取得までの苦労話や森林火災とポロニウムについての研究に関して県知事と面会し,新聞に載った話などで盛り上がった。懇親会は近藤氏の中締めにより一旦区切られ,再び会場を宿泊部屋に移して二次会が開催された。ここでは小熊先生が先般ご出演された日本テレビ系列の「鉄腕DASH」という番組を録画したDVDが鈴木信弘氏によって放映された。小熊先生によると撮影は大変慌しく行われ,出演者のサインをもらう時間も無かったという。小熊先生ご自身はカナダ旅行で撮影された写真をスライドショーで披露された。また,豊田先生からは最近の研究テーマについてプレゼンテーションが行われた。一つは陽電子を用いたイメージング技術の開発で,高分子材料の劣化原因の究明に利用可能であるという。もう一つは細胞膜を人工的に再現したベシクルを利用する研究でいずれも大変興味深いもので,聴講者との間に真面目な質疑応答があった。さらに二次会は夜更けまで続き,数名の会員よって数学的な談義が繰り広げられたという。
 今回のOB会は例年よりも参加者は少なかったが,リゾート地で開催され宿泊を伴ったためテニスや観光を通じて例年以上に会員同士の交流が深まった。翌日は朝食後に記念撮影を行い,名残を惜しみつつ再会を誓って解散となった。

記:和田丈晴

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2007.10.20 OB会第9回総会および懇親会

 2007年10月20日(土)東京国際映画祭で賑わう六本木ヒルズ近くの「霞会館」にて千葉大学分析化学研究室OB会第9回総会および懇親会が行われた.今回は34人の参加があった.和田氏の司会で始まった総会では,最初に関会長より昨年度活動報告として,前回総会の報告および7月に会報を発行したことが報告され,今後の会報への執筆協力が呼びかけられた.また,小熊先生の退官講演が2008年3月8日に行われることが伝えられた.最後に次回OB会も10月の第三土曜日(2008年10月18日)に行われることが確認された(注:その後翌週の10月25日から1泊で行うことに変更しました).続いて佐藤氏より昨年度の会計報告が行われた.収入の部では新たに1名から永久会費の納入があったこと,および千葉大学から同窓会奨励金を受けたことが報告された.また,これまでに67名から永久会費の納入があり,それを切り崩すことなく運営されていることが説明された.以上の報告は全員の拍手をもって承認された.
 引き続き同会場にて懇親会が行われた.初めに小熊先生よりご挨拶があった.御退官を前にされ気の滅入ることもあったが,ここ数ヶ月は国際学会等で海外を飛び回ったり,卒業生(筆者を含む)の学位取得の世話をしたりと,非常に忙しくされている近況を笑顔でお話された.続いて豊田先生からスライドを用いた現在の分析化学研究室の紹介があった.豊田先生はビデオ作品の製作をご趣味とされているそうで,昨年のOB会総会で上映された研究室紹介ビデオも先生の作品だったそうである.その後は歓談をはさみながら,何人かの方から近況報告などがあった.渋川先生は今年から埼玉大に移られたとのことで,これまで在籍された4つの大学の学生にはそれぞれの学風が感じられるといったお話があった.垂井氏はまだ少人数だった頃の分析化学研究室の思い出を語り,すっかり大きくなった分析化学研究室がますます発展していくことを望むと述べられた.竹川氏からは小熊先生は今年度で御退官されるが,OB会は益々盛り上げてゆき御退官30周年でまた盛大に祝おうとの言葉があると,会場は笑いに包まれた.続いて,スライドを用いた「私は誰でしょう?および分析化学研究室カルトクイズ」が行われた.分析研に纏わる懐かしい写真が写され,モザイクの掛けられた人の名前を当てるものだったが,その難易度は高く(?!)当の本人でさえわからないほどであった.カルトクイズは一部にモザイクの掛けられた写真から答えを当てるものであったが,食堂のメニューを当てるものや,どこの部屋のドアか当てるのも,さらには工学部前の道路標識を当てるものなど,非常にマニアックな内容であったため正解が出ると歓喜の声があがった.最後に今回は惜しくも参加できなかった石丸氏より届けられた花束が小熊先生に贈られ,近藤氏による一本締めの後,全員で記念撮影をして閉会となった.

記:鈴木俊宏

 

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2006.10.21 分析化学研究室OB会第8回総会および懇親会

 2006年10月21日(土),千葉大学けやき会館内レストラン「コルザ」にて千葉大学分析化学研究室OB会第8回総会および懇親会が行われた。今回は現役生5人を含む46人の参加があった。総会は鈴木信弘氏の司会で進められ,最初に関会長より昨年度活動報告として,研究室創設40周年を記念するDVDを作成したことや,新たに会報を発行したことなどが報告された。また,これまでOB会幹事を務められた林部氏に代わり,新たに和田氏を幹事とすることが提案され,昨年度活動報告とともに全員の拍手をもって承認された。最後に次回OB会も10月の第三土曜日に行われることが確認され締めくくられた。続いて佐藤氏より昨年度の会計報告がなされた。収入の部では新たに1名から永久会費の納入があったこと,および千葉大学から同窓会奨励金を受けたことが報告され,支出の部ではDVD製作の諸作業を担われた鈴木ご夫妻に,その製作料として薄謝を贈呈することが提案・承認された。
引き続き同会場にて懇親会が行われた。はじめに小熊先生よりご挨拶があり,最近の研究室の 話題 として,善国先生の後任として助手に着任された豊田先生のご紹介があった(残念ながら豊田先生はご都合で欠席された)。また,先生が中国の重慶を訪問された折,帰りの空港で偶然OBの戸田(倪佳敏)氏とご一緒になられたことをお話され,こうして集まった同じ研究室を卒業した仲間同士の絆を大切にするよう結ばれた。この日はOB会総会の前に北京亭(大学のそばにあり,筆者も在学中は度々昼食に訪れた)での昼食会および研究室見学会も催されたが,そのときの様子が近藤氏から語られ,乾杯が行われた。続いて藤浪先生から現在の研究室の紹介があった。現在の研究室は4年生:11人,M1:6人,M2:6人,社会人ドクター:2人の計25人が在籍しており,それぞれFIA(1人),カラム分離(6人),細胞膜を使った分離(3人),レーザー分光(7人),陽電子分光(6人)の各分野で研究を行っていることが報告された。また,卒業研究は必修では無くなったが,今年の4年生は全員卒業研究を行っているとのことであった。続いて,研究室を選択する3年生に向けて研究室を紹介するために作られたスライドが上映されたが,研究チームごとに工夫を凝らした紹介はインパクトがあり会場は大いに盛り上がった。続いて現役生代表としてM2の浅野君から研究室の様子が語られたが,先生方との深い信頼関係のもと研究にもそれ以外にも精力的に活動している様子が伝わるものであった。その後は歓談を挟みながらビンゴゲームによる千葉大グッズ抽選会が行われたが,景品が当たった人から感想とともに簡単な近況報告なども行われ,会員同士の交流が深まった。こうして2時間の会合は瞬く間に終わりを迎え,次回の再会を約し鈴木信氏による三本締めにて閉会となった。

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2005.10.15 分析化学研究室OB会第7回総会および懇親会

2005年10月15日(土)、五反田ゆーぽーと6F花梨の間にて千葉大学分析化学研究室OB会第7回総会および懇親会が行われた。OB会総会は林部氏の司会により開会が宣言され、関会長から昨年度の活動内容および今後の活動方針が報告された。はじめに、善國先生退官記念祝賀会と併せて行われた前総会は80名もの参加者があったことが報告され、次に各会員との連絡を密にすることを目的として新たに学年幹事(〜S53 斉藤敏夫氏、S54−S63 望月氏・奈良氏、H1—H4 北田氏・佐藤氏、H5—H8 荒井氏・木下(榛葉)氏、H9—H12 加藤氏・小川氏、H13—H16 馬場氏・櫻井氏)を置くことが説明された。また、今年が研究室創設40周年にあたることを記念して、懐かしい写真と共にこれまでの研究室の営みをまとめたDVDってことはイタリア語を配布することが発表された(このDVDは近藤氏の収集された写真をもとに、鈴木信弘・憲子ご夫妻の多大なご尽力により制作されたものである)。最後に、次回総会は2006年10月21日(土)に開催されることを確認して締めくくられた。次に佐藤氏より会計報告がなされ、全員の拍手を以て承認された。また、永久会費についても新たに2名の会費納入があったことが報告された(合計61名が納入済み)。
引き続き司会を水野氏に交替して懇親会が行われた。はじめに小熊先生からご挨拶があり、大学の法人化や共生応用化学科としての再編の中で学科長を務められている先生の近況が語られた。その後、近藤氏の音頭で乾杯が行われ、しばしの歓談の後、藤浪先生より研究室の近況が紹介された。現在、24人(4年生10人、修士課程11人、博士課程3人)の学生はそれぞれFIAやカラム分離などの湿式分析、またはレーザー分光や陽電子分光などによる状態分析に携わり、元気に日々の研究に勤しんでいるとのことであった。また、学生実験もご指導される先生のご苦労や、研究室に良い学生を集めるためのご努力などのお話とともに、今年の就職状況がとても順調であることを笑顔で報告された。その後も歓談をはさみつつ、櫻井氏による学生視点からの研究室近況報告や、近藤氏による分析化学研究室40周年記念DVDの解説が思い出話と共に行われ、会場はとても和やかな雰囲気につつまれていた。最後に小野氏の音頭で次回の再会を約し三三七拍子にて絞められ、名残惜しいなか閉会となった。

記:鈴木俊宏

2005分析

 

2005.2.19 第6回OB会および善國先生退官記念祝賀会

 平成17年2月19日、千葉1000City東天紅にて第6回千葉大学分析化学研究室OB会総会および善國先生退官記念祝賀会が行われた。通常は10月の第三土曜日に行われるOB会第3回総会及び懇親会総会であるが、今年度はこの日行われた善國先生の退官記念会講演に合わせての開催となった。善國先生の退官記念講演は千葉大学(工学部15号棟110番教室)にて行われた。最高気温4℃の冷たい雨の降る日であったが多数の参加者があった。小熊先生による善国先生の経歴紹介に続き,“峠に辿りついて”と題された善国先生の講演が始まった.講演では先生がこれまでに研究された各種前処理法(溶融塩分解法,イオン交換分離法,溶媒抽出法など)や分析法(イオン選択性電極,吸光光度法,ガスクロマトグラフィーなど)についてお話があった。また,最後には先生が初めて論文を書いたときの苦労話がユーモアを交えて語られ締めくくられた。
  OB会総会は林部氏の司会により開会が宣言され,まず府中氏から2004年度の会計報告が行われた。これまでに59名から会費の納入があり,この資金を研究室の設備拡充等に活用していくことが確認された。次に近藤会長から現役員の任期(4年)が既に過ぎていることが説明され,新役員候補として関 達也氏(会長),斉藤順教氏(副会長)、佐藤克昭氏(会計),鈴木俊宏(記録)の紹介と承認が行われた(名簿・連絡:鈴木信弘氏・憲子氏、渉外:林部 豊氏は留任)。新会長に着任した関氏はOB会のアクティビティを落とすことなく,会員相互の親睦を深めることに努めていくとの決意を語られた。最後に次回のOB会総会は規約通り10月の第三土曜日に行われることが確認され,閉会となった。
 引き続き善国先生退官記念祝賀会および懇親会が行われた。はじめに千葉大学工学部スタッフ代表として小倉先生からご挨拶があった。その中で“峠に辿りついて”という善国先生の講演題目に触れられ,退官を“峠”に喩えてそれに向かう思いなどを語られた。次に小熊先生よりご挨拶があり,35年にわたり数千人にも及ぶ学生実験をみてきた善国先生の功績を称えられ,また善国先生宅に泊まられたときのエピソードなどを語られた。善国先生は挨拶として,これまでの想い出や,講演準備に関わる苦労などを語られた。その後,壇上に登られた善国先生と奥様に記念品と花束が贈呈されると会場は拍手に包まれた。関新会長の音頭で乾杯が行われ,しばしの歓談の後,藤浪先生より研究室の近況が紹介された.総勢21人(4年生8人,修士課程9人,博士課程4人)の学生は,溶媒抽出・固相抽出に10人,FIAに6人が携わるほか,藤浪先生が専門とされる光を用いた状態分析等の分野にも数名が携わっているとのことであった.その後,和やかな雰囲気の歓談の合間に小倉久子さんからの祝電の紹介や会員代表者(S55卒 高橋秀之氏,S51卒 青木利光氏,S48卒 鈴木信氏,現D3 中島淳一氏)による近況報告が行われ,最後は三三七拍子にて分析研OB会の発展と皆の健康を祝し,名残惜しいなか閉会となった.

(記:鈴木俊宏(H10修卒))

分析善國1 分析善國2

分析善國3

2001.10.20 OB会 第3回総会及び懇親会報告

 平成13年10月20日(土)飯田橋の摩天楼大飯店にて、当研究室の歴代卒業生が43名集まり千葉大学分析化学研究室OB会第3回総会及び懇親会が行われました。 残念ながら、黒田六郎先生は9月4日い故人となられ、OB会にご参加いただくという願いはかないませんでした(ご冥福をお祈りいたします)。
卒業生は、北は青森、南は大分からと日本全国から駆けつけてくれました。今回からテーブルでの着席形式を採用したため、先生方とOBの皆さんがしばし時間を忘れ、じっくりとお話しすることができました。また余興としてビンゴゲームを行い、世代を越えた一体感の中、楽しい夜を過ごすことが出来ました。 引き続き二次会と時間の許す限り、楽しく過ごさせていただきました。当日、お忙しい中、ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。


(三浦(石丸)恵美 記)

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