千葉地区触媒講演会



主 催:触媒学会関東地区
日 時:10月10日(金)午後2時から(終了後懇親会)
場 所:千葉大学自然科学研究科大会議室(千葉市稲毛区弥生町1-33)
    JR西千葉駅下車500m,京成みどり台駅下車500m
    

参加費:講演会は無料,懇親会3000円(当日申し受けます)
参加申込:下記参加申込書式にて10月1日(水)までに ichikuni@faculty.chiba-u.jpへお申込みください.


プログラム

1. 「組織化された流体"液晶"の高秩序化」
(千葉大工)岸川圭希
「液晶化合物は、光のスイッチングを行う液晶表示素子や、屈折率を精密に制御した高分子フィルムなどの開発に利用されている。これら機能性材料開発の鍵となっているのが、液晶分子の集合状態の制御である。これらの分子を制御するには、分子間の立体反発や電子的相互作用を効果的に利用することが必要であるといわれている。本講演では、分子双極子や分子形状により、液晶分子の集合状態を制御し、高秩序化することについて述べたい。」
2. 「グリーンケミストリーを指向した固定化金属触媒の開発」
(阪大基礎工)金田清臣
「本講演では、持続型社会の実現に向けたグリーンケミストリーへの触媒化学からの アプローチを紹介する。中でも演者らが行っている、環境に負荷をかけず廃棄物を出さない(1)酸化反応、および(2)炭素―炭素結合形成反応等をターゲットとした、ヒドロキシアパタイトやモンモリロナイト、ハイドロタルサイトなど天然の無機結晶化合物の特性を利用した新しい環境調和型固定化金属触媒の開発について述べる。」
3. 「微生物による土壌中ダイオキシンの分解」
(出光興産(株)中央研究所)川端孝博
「近年、日本でもダイオキシン類対策特別措置法に基づいて、ダイオキシンに関する環境基準が出そろってきた。 土壌の場合、除去や覆土などの対策が必要となる「対策要件」が1,000 pgTEQ/gとされ、汚染の進行を防ぐため調査を始める指針値(250 pgTEQ/g)も設けられている。このため、環境汚染物質を微生物によって分解し無毒化する環境修復技術(バイオレメディエーション)が注目されてきており、本発表では、出光興産(株)にて取得したダイオキシンを分解する白色腐朽菌に関する検討結果について紹介する。」

参加申込書式

以下をコピーし,メール送信ファイルに貼り付けて,必要事項をご記入の上ichikuni@faculty.chiba-u.jpまでご送信下さい.

-----------------------------------------------

「千葉地区触媒講演会」
 氏 名:
 勤務先:
 連絡先:
 懇親会参加:  有  無
-----------------------------------------------


連絡先 〒263-8522 千葉市稲毛区弥生町1-33 千葉大学工学部物質工学科 一國伸之
    TEL: 043-290-3380 (直通),FAX: 043-290-3401
    e-mail: ichikuni@faculty.chiba-u.jp