プログラムされた分子…左の分子は、4つの性質の異なる部分からできています。4つの異なる部分としては、ベンゼン環(オレンジ)、フッ素化ベンゼン環(緑)、エステル(黄色)、アルキル鎖(灰色)です。それぞれが作用して、A→B→C→D→Eの順に自発的に「ねじれたカラム状集合体E」に組み上がっていきます。
左はこの化合物の偏光顕微鏡写真で、等方液体から、温度を下げると、リボン状に液晶組織が成長します。パーフルオロアレーンーアレーン相互作用が非常に強く働いていて、カラム軸方向の成長が、カラム横方向の成長よりも速いことを示しています。