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バイオプロセス化学研究室

http://chem.tf.chiba-u.jp/gacb01/

    准教授 山田 真澄
    (工学部4号棟510号室)

研究内容

    私たちは,「バイオ」,「マイクロテクノロジー」,「材料化学」,「化学工学」をキーワードとして,再生医療・診断医療・創薬・機能性材料開発に役立つ新規技術開発を行っています。

      

    研究の一例として,様々なハイドロゲル材料に微細加工や化学修飾を施すための新規技術開発を行い,微小な生体組織モデルや臓器モデルを作製しています。たとえば創薬における細胞ベースアッセイツールとしての応用を目指しています。(左の写真:血管モデル)

    また,精密に設計したマイクロ流体デバイスを作製し,血液細胞,がん細胞,幹細胞などの特定の希少細胞や,機能性微粒子などを分離・選抜するシステムを開発しています。血液分析や診断医療において役立つツールとしての実用化を目指しています。(中の写真:血液細胞を分離選抜するための並列型格子状マイクロ流路構造)

    さらに,機能性材料の新規合成法の開発,ポリマー基材への微細加工技術,簡易的疾患診断デバイスや材料の開発,微小液滴や微粒子の合成と産業化への応用,なども行っています。(右の写真:非対称な断面構造を形成することで自発的にらせん構造を形成するバイオポリマー製ファイバー)