高い周波数で使用可能な圧電セラミックス
チタン酸鉛の焼結
純粋なチタン酸鉛の焼結体は得にくいことが知られています。実際には高温で焼結はされるのですが、冷却時に壊れてしまうのです。高温で焼結しているときは立方晶ですが、室温まで冷却されると軸比の大きな正方晶に転移し、そのひずみにより破壊されてしまうのです。
本研究室では、純粋なチタン酸鉛焼結体を得る方法を見いだしました。
← 放電プラズマ焼結法により焼結したチタン酸鉛
焼結後くずれてしまう。
← 当研究室のアイディアを用いて作製した十分焼き固まったチタン酸鉛焼結体
焼結条件は上と同じです。
学部学生(当時) 川合由希子さんがつくりました。
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