21世紀に入り、地球温暖化、エネルギー・資源価格の高騰、高齢化など、数多くの困難な課題が顕在化してきました。今後は、地球温暖化を抑制するとともに、エネルギー・資源のセキュリティを確保しつつ、経済発展を実現させる必要があります。
当研究室の運営のコンセプトは、「技術開発と評価(アセスメント)のシナジー」です。ライフサイクルアセスメント(Life Cycle Assessment, LCA)は技術を評価するツールではありますが、LCAを修得することは俯瞰力を身に着けることに他なりません。日頃の研究や仕事において、俯瞰的視点に立ち「最も効くところは何処か?重点的に手を付けるべきところは何処か?」をあぶり出す習慣を身に着けるようにもなります。それゆえ、全ての学生にLCAを学んで欲しいと思っています。一方、学生には、要素技術の開発を通じ、実験にて手を動かし、データを取得する苦労を味わって欲しいと思います。我々は、革新的な湿式法および乾式法を用いた、使用済み製品からの貴金属、レアメタル回収技術の開発に取り組んでいます。何よりも重要なのが、開発と評価の研究がシナジーすることです。
下記の動画サイトにて松野教授および当研究室が紹介されています。
最新情報
- 2023.04.17
- 千葉大学HP CHIBADAI NEXT「#CHIBADAIストーリー」に松野教授が紹介されました:https://www.cn.chiba-u.jp/story_230417/