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2015/4/9: 第27回中小企業優秀新技術・新製品賞の優秀賞を受賞しました

写真左から、表彰状を持った後藤聖太君(修士2年生)、副賞の盾を持った斎藤恭一教授、放射性セシウムを除去する吸着繊維の組み紐を首に巻いた後藤駿一君(修士2年生)。

中小企業優秀新技術・新製品賞は、(公財)りそな中小企業振興財団と日刊工業新聞社が主催し、経済産業省中小企業庁が後援している賞です。「放射性汚染物質の吸着除染材料の開発と製造」という技術について、千葉大学が株式会社環境浄化研究所とともに『優秀賞』を受賞し、さらに千葉大学は『産学官連携特別賞』を受賞しました。

千葉大学の研究室で生まれた材料づくりのレシピにしたがって、ベンチャー企業(環境浄化研究所)の工場で材料が量産され、福島第一原発の汚染水処理に役立っています。


2012/10/18 日本イオン交換研究発表会で斎藤恭一教授が学会賞を受賞されました

みなさんのおかげです。(斎藤恭一)


2012/10/11“放射性セシウムを高速に吸着する「ガガ」”が日刊工業新聞で紹介されました

本研究室と環境浄化研究所で共同開発した,セシウム除去用グラフト型吸着繊維「ガガ」を,新潟・三条市に納入したことについて,日刊工業新聞(2012年10月11日付)で紹介されました。

㈱環境浄化研究所の協力会社であるサンエス工業㈱に“繊維状セシウム吸着材の量産機”を設置しました。千葉大学と企業の力を結集して量産化に成功!(藤原邦夫)


2012/5/31“放射性セシウムを高速に吸着する繊維「ガガ」”が朝日新聞で紹介されました

本研究室と環境浄化研究所で共同開発した,セシウム除去用グラフト型吸着繊維について,朝日新聞(2012年5月31日付)で紹介されました。

繊維状吸着材の最大の売りは成型加工が容易なことです。海洋汚染などに対応するため,早速,モール状に加工しました。(須郷高信)


2011/8/3 ”海水セシウム吸着繊維”が日本経済新聞で紹介されました

 本研究室と環境浄化研究所で共同開発した,セシウム除去用グラフト型吸着繊維について,日本経済新聞(2011年8月3日付)で紹介されました。

4月初旬からこれまで,研究室でグラフト(接ぎ木)重合に関わっている学生全員(博士も修士も学部4年生も)が,それぞれの研究テーマを中断して,セシウム除去用グラフト型吸着繊維の作製に取り組みました。学生さんの真剣な姿勢に驚かされました。周囲の皆さんからもたくさんのご協力をいただきました。これからまだまだ基礎的実験が必要です。ご支援,ご協力をお願いいたします。(斎藤恭一)