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2024.2東レ科学技術研究助成に「低CO2排出量の高強度エチニル系炭素繊維の開発」が採択されました
2024.1研究室の取り組み「炭の構造制御・解析の技術に迫る」が読売新聞(鹿児島県全域版)で紹介されました。(2024年1月30日、p.24)
2023.12炭素材料学会 学術賞を受賞 山田泰弘准教授が第50回炭素材料学会年会で学術賞を受賞しました。
2023.6 第90回日本分析化学会有機微量分析研究懇談会 第122回計測自動制御学会力学量計測部会 第40合同シンポジウム で根岸さん(M2)が優秀講演賞 若手の部を受賞しました。
2023.3 繊維学会関東支部2022年度講演会 で大坪君(M2)が優秀発表賞を受賞しました。
2022.12 第49回炭素材料学会年会 で鈴木君(M1)が優秀発表賞を受賞しました。
2021.12 酸化グラフェンシンポジウム で川合君(M2)と佐藤さん(B4)が優秀ポスター賞を受賞しました。
2021.12 第48回炭素材料学会年会 で久野君(M1)が優秀発表賞を受賞しました。
2021.12 Carbon Webinarで山田が発表しました。→Detecting and controlling defects in carbon materials, Carbon webinar (youtubeで視聴可能)
2021.10 Dr. Kimの論文が、 J. Phys. Chem. Lett.の表紙に選ばれました。
2021.9 加藤君の論文が、Cahn Prize 2021のfinalist (October) に選ばれました。 J. Mater. Sci. 56 (2021) 15798-15811
2021.5 金澤君の論文が、 J. Mater. Sci. 56, issue 21 (2021) の表紙に選ばれました。
2020.12 酸化グラフェンシンポジウム で加藤君が優秀賞を受賞しました。
2020. 5 Carbon誌(A. Bianco et al. Carbon 2020 (161) 373-391)のCarbon science perspective in 2020: Current research and future challengesで研究室の取組が複数紹介されました。


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研究方針
炭(炭素材料)の構造を解明し、構造を制御することにより、炭素材料の新たな可能性を探求します。

目的
  • 炭素材料の構造制御
      炭素材料は、一般的に構造が複雑です。構造が明らかな原料を使用して、炭素化後に原料骨格が残るよう脱水素させ、構造制御された炭素材料を調製しています。現在までにピリジニック窒素(制御率 92%)[1]、ピロリック窒素(94%)[2]、ベーサル窒素(第三級窒素)(98%)[3]が制御された炭素材料などを開発しています。
    Reprinted with permission. Copyright (2022) Elsevier.

    [1] Carbon 198 (2022) 411-434
    [2] Carbon 222 (2024) 118904
    [3] Carbon 203 (2023) 498-522

  • 炭素材料の高精度構造解析
      炭素材料の構造は、一般的に極めて複雑で解析が難しく、正確に構造を把握できていません。XPS[4]やIR[5]、Raman分光分析などの実測結果を、コンピューターを利用したスペクトルの計算結果と炭素材料の生成機構を解明するための反応分子動力学計算を使用して解析し、短時間での高精度構造解析を目指しています。

    Reprinted with permission. Copyright (2021) Elsevier.

    [4] Carbon 185 (2021) 342-367
    [5] Anal. Chem. 90 (2018) 10724-10731
    [6] ACS Appl. Mater. Interfaces 10 (2018) 40710-40739

  • 炭素材料の応用研究
      構造制御された炭素材料は、電極や触媒[7]等の種々の応用において高特性を示す可能性があります。

    Reprinted with permission. Copyright (2016) Elsevier.

    [7] Carbon 109 (2016) 208-220

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    これまでに御協力いただいた団体